大学院生研究奨学金

ノートンラボ大学院生研究奨学金

（旧名称: シマンテックリサーチラボフェローシップ）

ノートンラボによるサイバーセーフティに関する研究は、将来的な技術開発と、世界中のエンドユーザー向けサイバーセキュリティ分野に影響を与えています。ノートンLifeLock は、コンシューマーサイバーセーフティ分野におけるグローバルリーダー企業です。

2022 年のノートンラボ大学院生研究奨学金制度の選考プロセスが終了しました。応募してくださったすべての方々に感謝し、2022 年の受賞者を発表いたします。2022 年秋に 2023 年奨学金制度の申請を受け付ける予定です。

研究奨学金は、以下の適格基準を満たす優れた博士課程の学生に授与されます。実社会に役立ち、かつノートンLifeLock の事業の重要分野と一致する革新的な研究に資金を提供することがこの制度の目的です。対象となるテーマは以下のとおりです。

プライバシーと個人情報: プライバシーと個人情報保護のための応用技術と新技術（認証、承認、検証可能な主張、信頼、匿名性、どこでも使用可能な暗号化、プライバシー保護分析など）。
セキュリティ: 消費者関連のコンテキスト（オペレーティングシステム、Web、モバイルデバイス、IoT、クラウドベースのサービスなど）におけるセキュリティ目標を、信頼できるハードウェア、安全なプログラミング言語、設計段階からのセキュリティ、脅威とマルウェアの特性の理解、監査手法やディセプション手法などのメカニズムを通じて実現。
機械学習: 機械学習システムの堅牢性、解釈性、セキュリティ、プライバシー、信頼性。これには、上記のプライバシー/個人情報およびセキュリティ分野を支えるスケーラブルな機械学習手法（グラフおよび時系列分析、アノマリー検知、自然言語処理、オンライン学習、分散モデルトレーニングなど）が含まれます。
人間科学: セキュリティとプライバシー領域への、心理学、社会学、人類学、行動経済学、人間とコンピュータの相互作用、言語学、その他の人間科学の応用。これには、ユーザブルセキュリティや、社会的利益、有効な通知やプライバシー、セキュリティ、個人情報の盗難通知、人間がアシストする AI と AI がアシストする人間のためのテクノロジーの使用が含まれます。

制度の条件

ノートンラボ大学院生奨学金は最大 20,000 米ドルを提供し、この資金は 1 年間の学費やノートンラボとの共同研究に取り組む際に発生した費用の支払いに利用できます。一般的な費用の例としては、カンファレンス登録料、旅費、ハードウェア購入費用が挙げられますが、これらに限定されません。受給者が学費を支払うために奨学金を使用する場合、奨学金のうち学費に充てられる部分は大学を通して提供します。

最も重要な点は、受給者にノートンラボでの有給インターンシップが提供されることです。ほとんどの場合、インターンはノートンラボ（米国: カリフォルニア州カルバーシティ、米国: カリフォルニア州マウンテンビュー、アイルランド: ダブリン、フランス: ソフィア・アンティポリス）のいずれかに勤務します。すべての奨学金申請者がノートンLifeLock でのインターンシップまたは正社員としての登用について選考の対象となり、募集中の職務への応募を勧められる場合があることに留意してください。

対象基準

申請する学生は博士課程に在籍している必要があります。
業界の研究所への就職を希望する学生、およびノートンLifeLock のビジネスや関心に関連する分野での革新的な研究プロジェクトに取り組んでいる学生が優先されます。
さらに、対象者は卓越した研究を行う全般的な潜在能力と発表資料をエビデンスとして、現在までの学業の進捗も考慮して選択されます。通常、奨学金の受給者となる学生は最高峰のカンファレンスで複数の重要な発表を行うことが期待されます。

申請に必要な情報

申請書類は以下を含む必要があります。

レジュメまたは CV。現在の大学院の入学年次および卒業予定日を含めてください。（ファイルは以下の命名規則に従ってください: cv_<姓>_<名>*.pdf）
自身が関心を持つ研究分野の記述（参考文献を除いて 750 ワード以内）。申請者には、過去および現在の研究の価値および新規性を明確に提示し、将来の研究計画および関心を説明することを強くお勧めします。（ファイルは以下の命名規則に従ってください: research_stmt_<姓>_<名>*.pdf）
申請者の科学の適性と研究に関する潜在能力を評価できる教授または業界の研究者からの推薦状 2 通。機密保持のため、推薦者は推薦状を直接ノートンLifeLock に送付いただいても構いません。（ファイルは以下の命名規則に従ってください: recommendation_letter_<申請者の姓>_<申請者の名>_<推薦者の姓>*.pdf）

* 申請書を電子メールで送る際、件名は「Norton Labs Fellowship Application」としてください。すべての奨学金制度申請資料は、以下で確認可能なノートンLifeLock のプライバシーポリシーに基づき取り扱われます。 https://www.nortonlifelock.com/benefits/privacy/

2022 年研究奨学金制度の申請日程と手続き

レジュメまたは CV、自身が関心を持つ研究分野の記述、推薦状を含む研究奨学金制度への申請書類は、2022 年 1 月 12 日午後 11 時 59 分（太平洋標準時）必着です。締め切りは厳守してください。延長はできません。
申請手続きの一環として、候補者に電話面接を行う場合もあります。
最終的な研究奨学金の対象者は 2022 年 2 月に発表します。
申請書類と推薦状は電子メールで送信できます。

電子メールの宛先: Norton_Labs@nortonlifelock.com

質問がある場合は、

ノートンラボ学院生研究奨学金制度に関する質問は、こちらにお問い合わせください: Norton_Labs@nortonlifelock.com

2022 年ノートンラボ（以前はシマンテックリサーチラボ）大学院生研究奨学金対象者のご紹介

Yue Zhao、Carnegie Mellon University（米国）
Xinlei He、CISPA Helmholtz Center for Information Security（ドイツ）

2020 年ノートンLifeLock リサーチグループ（以前はシマンテックリサーチラボ）大学院生研究奨学金対象者のご紹介

Julien Gamba、IMDEA Networks Institute（スペイン）
Sam Havron、Cornell University at Cornell Tech（米国）
Xiaokuan Zhang、Ohio State University（米国）

2019 年ノートンLifeLock リサーチグループ（以前はシマンテックリサーチラボ）大学院生研究奨学金対象者のご紹介

Wajih UI Hassan、University of Illinois at Urbana Champaign（米国）
Johannes Krupp、CISPA Helmholtz Center for Information Security（ドイツ）
Yixin Zou、University of Michigan（米国）

2018 年ノートンLifeLock リサーチグループ（以前はシマンテックリサーチラボ）大学院生研究奨学金対象者のご紹介

Ioannis Demertzis、University of Maryland（米国）
Aravind Machiry、University of California Santa Barbara（米国）
Mahmood Sharif、Carnegie Mellon University（米国）

2017 年ノートンLifeLock リサーチグループ（以前はシマンテックリサーチラボ）大学院生研究奨学金対象者のご紹介

Tyler Hunt、University of Texas（米国）
Tianlong Yu、Carnegie Mellon University（米国）

2016 年ノートンLifeLock リサーチグループ（以前はシマンテックリサーチラボ）大学院生研究奨学金対象者のご紹介

Brendan D. Saltaformaggio、Purdue University（米国）
Kyle J. Soska、Carnegie Mellon University（米国）

2015 年ノートンLifeLock リサーチグループ（以前のシマンテックリサーチラボ）大学院生研究奨学金対象者のご紹介

George Amvrosiadis、University of Toronto（カナダ）
Mevlut Turker Garip、University of California Los Angeles（米国）
Bo Li、Vanderbilt University（米国）

2014 年ノートンLifeLock リサーチグループ（以前のシマンテックリサーチラボ）大学院生研究奨学金対象者のご紹介

Ioannis Alagiannis、École Polytechnique Fédérale de Lausanne（スイス）
Yan Li、University of California Santa Cruz（米国）
Acar Tamersoy、Georgia Institute of Technology（米国）

2013 年ノートンLifeLock リサーチグループ（以前はシマンテックリサーチラボ）大学院生研究奨学金対象者のご紹介

Kai Ren、Carnegie Mellon University（米国）
Christian Rossow、VU University of Amsterdam（オランダ）

2012 年ノートンLifeLock リサーチグループ（以前はシマンテックリサーチラボ）大学院生研究奨学金対象者のご紹介

Ang Cui、Columbia University（米国）
Chi-Yao Hong、University of Illinois at Urbana-Champaign（米国）
Gianluca Stringhini、University of California Santa Barbara（米国）
Giorgos Vasiliadis、University of Crete（ギリシャ）

2011 年ノートンLifeLock リサーチグループ（以前はシマンテックリサーチラボ）大学院生研究奨学金対象者のご紹介

Leyla Bilge、Institute Eurecom（フランス）
Jiyong Jang、Carnegie Mellon University（米国）
Prateek Saxena、University of California, Berkeley（米国）

2010 年ノートンLifeLock リサーチグループ（以前はシマンテックリサーチラボ）大学院生研究奨学金対象者のご紹介

Martim Carbone、Georgia Institute of Technology（米国）
Xin Hu、University of Michigan（米国）

2009 年ノートンLifeLock リサーチグループ（以前はシマンテックリサーチラボ）大学院生研究奨学金対象者のご紹介

Kevin Butler、Pennsylvania State University（米国）
Polo Chau、Carnegie Mellon University（米国）
Marco Cova、University of California Santa Barbara（米国）

2008 年ノートンLifeLock リサーチグループ（以前はシマンテックリサーチラボ）大学院生研究奨学金対象者のご紹介

Polo Chau、Carnegie Mellon University（米国）
Junghee Lim、University of Wisconsin, Madison（米国）

2007 年ノートンLifeLock リサーチグループ（以前はシマンテックリサーチラボ）大学院生研究奨学金対象者のご紹介

David Brumley、Carnegie Mellon University（米国）
Jack Lange、Northwestern University（米国）
Justin Ma、University of California, San Diego（米国）

ノートンLifeLock は依頼していない人材派遣会社からの履歴書を受け付けていません。依頼を受けていない候補者が人材派遣会社への紹介料の支払いの対象になることはありません。

ノートンLifeLock は平等な機会を提供する雇用者として誇りを持っています。多様性を称賛し、すべての従業員を受け入れ、全員がアクセス可能な環境を創出することにコミットしています。すべての雇用の判断は、実績、経験、ビジネス上の必要性に基づいて行われ、人種、肌の色、国籍、年齢、宗教、性別、妊娠（出産または関係する健康状態も含む）、遺伝情報、障がい（身体的、精神的）、健康状態、配偶者の有無、性的志向、ジェンダーアイデンティティまたは性表現、軍人または退役軍人としての条件、その他連邦、州、自治体の法律に違反する内容に基づき判断されることはありません。ノートンLifeLock はそのような保護された特徴に基づいて違法に差別することを厳格に禁止しており、多様な文化やバックグラウンドから最も優秀な候補者を採用したいと考えています。

条件を満たせば、逮捕歴や有罪判決歴があっても雇用を検討します。男女雇用機会均等法（EEO）は法律です。ノートンLifeLock の候補者と従業員は、連邦法によって差別から守られます。 EEO のポスターと補足資料をご覧ください。また、ノートンLifeLock は従業員または候補者が自分自身の賃金あるいは別の従業員または候補者の賃金について質問、意見、または公開したことを理由に、従業員または候補者を解雇する、あるいはその他の方法で差別することはありません。賃金の透明性の詳細はこちらをご覧ください。

ノートンLifeLock は、ノートンLifeLock の求人への応募を支援するために、履歴書の提出を含め、合理的な配慮の求めに応じます。そのような配慮を求める必要がある場合は、HR Service Exchange までお問い合わせください。